るばめばる

化石化ビデオレコーダー

VHS

今や化石化しているVHS(Video Home System)。家庭用ビデオレコーダーのこと。VHSといえばビデオ戦争でβ方式も連想しますがβ方式はVHSよりも一回り小さく音質はほぼ相違なく、画質はβ方式が上でしたが、圧倒的に違った点が録画時間で、VHS方式のほうが長かったためなどの理由で大手企業がこぞってVHS方式を取り込んでいきβ方式の姿は消えていきました。(画質を取るより、録画時間を取ったほうが、β方式だとカセット2つになってしまうところをVHS方式だとカセット1つで済むので消費者にうけたんでしょう。)

↓VHS方式(タイタニックこのテープの幅が1/2インチ。ちなみに1インチが2.54cmなので1/2インチは1.27cmになります。果たして本当なのか…測ってみましょう。

疑っているわけではありませんが、確かに1.27cmくらいでした。

 

タイタニックを見たことなく、(国内映画興行収入ベスト2位//*2019年;ちなみに1位は千と千尋)実家にあった。なのでとりあえず入れてみた。(ウィーンガチャと言いながら入っていく。)

 リモコンで画面表示をビデオに設定。する前にもうテープ読み込まれていってるし。と思っていたらモノクロミルフィーユのお出まし。

一旦レコーダーを回収してみます。すると、テープにカビが。これはまずいなあと思い、ビデオヘッドクリーナー召喚!!(20秒でヘッドクリーニングができるのか)

これを入れてみるとこんな画面に移動する。(めっちゃドット感)

本当に約20秒後

ちなにみこのまま放置するとまたクリーニングをし始める。(もはや、今の時代使わないようなどうでもいい知識。だけどこんなどうでもいい知識がたまらなく好きなのだ。)

裏の取説

タイタニック鑑賞

真っ二つ。

大西洋のど真ん中でいつ救助が来るのかもわからない。ジャック(男のほう)は凍死したのにローズは凍死しなかったところが印象的でそこは無風状態だったからなのだろう。海水温は氷点下。とジャックは最初に会うとき(ローズが海に飛び降りようとしたとき)に言っていたし。

というのも海水は真水と違っていろんな物質が混じってあるので氷点下といっても、

-1.8℃くらい。プールなどで水面から出て濡れた体のままいると風が体に当たり体についた水滴などが気化するときに体温を奪い気温以上に寒く感じる。夏に水にぬらして首に巻いたりするクールマフラーと同じ原理。なので風がなかったら気温以上に寒く感じることもない。ローズが凍死しなかったのは、大西洋のど真ん中では海水温よりも気温のほうがわずかに高く、風も無風状態だったから生存率が海水にいるよりも上がったからなのでしょう。(まあ、どっちにしろこんなの耐えられんわ。)

本当に感動しました。いきなり始まるのではなく記憶的な回想表現になっていていい感じのところで戻ってきました。氷山に衝突したのは双眼鏡がなかったのとかベテラン船長4半世紀を超える経験が裏目に出たんですかね。ホイッスルや救命胴衣も大切だなあ。ほかにも色々ありますがキリがないのでカットして。あの、有名な先頭に二人が立つシーンはついつい見入ってしまい撮るの忘れてしまいました。

余韻に浸りながらアナログなのでまず、停止ボタンを押してから

巻戻していきます。(そのまま、巻き戻すとテープが痛む。なんてたってアナログですから。)

テレビ画面はこんな感じになり目盛が始のところまで来て音がしなくなったらレコーダーを取り出す。

タイタニックの取説もでぽっておく。

以上、化石化しているビデオレコーダーのVHSでした。

 

 

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