ふきのとうが、かおを出しました。もうすっかり春です。
偶然の出会い
片道25kmの店にちゃりんこで
2月22日、通称、猫の日。(ニャーニャーニャーで)その日に誕生日を迎える友達の誕生日プレゼントを買いに行こうと思い、ちゃりんこで25kmある店まで漕いだ。
やっちゃえ日産。がデポられていた。(いや、衝突事故か何かだろうなぁ。)
被災地を感じながら(悲惨すぎ)
ゆるーくペダルをこいでいっていると(野草とか見ながら/わんちゃんふきのとうあればいいなぁ。↓未練を果たすため。)
え
ちゃりんこで漕ぎながらだったので、見間違いか。とりあえず減速し、後ろをチラ見しながら一時停止。車がいないことを確認してそのまま後ずさり。(ちゃりんこの向きを変えたいところだが逆走になってしまう。)見えたところまで戻ると…(おやまぁ。)
フキノトウ発見
(あれ、絶対ふきのとうだ!)
でも、ここは完璧人んちの庭だ。(うーーーーーん。このまま見逃すのも惜しいなぁ。かと言って...)
気がついたら、インターホンを鳴らしていた。
「すみません。あの、庭にあるふきのとうの写真とってもいいですか?」
白髪で腰が曲がっているおばあさんが扉を開け
「撮ってください。撮ってください。」
即返答
「ありがとうございます。」
お辞儀をし庭に行ってふきのとうの写真を撮る。
葉っぱはこれ。同じ植物。
我を忘れ写真をとることに夢中になっていると、おばあさんがやってきて
(そいや、ここ人んちだったな。なんか話しかけないと...)
「ふきのとうめっちゃ綺麗ですね。」
「ふきのとう前テレビで紹介されとったんよ。ゆでて、フライパンで味噌と砂糖を混ぜてつけて食べるんよ。よかったら持って帰りんさい。」
(ふぇ!?まじかよ。めっちゃ欲しいけど、欲しい。うん、欲しい。)
「えっとー。じゃあ、一つもらってもいいですか?」
「いやいや、全部持って帰りんさい。もう、食べんのんじゃけん。」
(食べないんならいっか。いいよね。うん。)
「いいんですか。」
「袋持ってないよね。」
「はい。」
「ちょっと、そこで待っといて。」
腰が曲がったおばあちゃんはハサミとナイロン袋を持ってきてくれた。
次から次へと取ってくれる。
(採取してるとこも写真撮りたいんだけどなぁ。やべ、あと一本しかねー。もういうしかない。)
「あのー、採取してるとこも写真撮っていですか?」
ソッコーおk
「こんな感じ?」
(これならもっと早く言っとけばよかったなぁ。)
「はい。」
ぱしゃり。
結局こんなに頂いてしまった。
なんという優しいおばあちゃん。ようやくこの意味を理解した。お礼を言って目的地に向かう。
目的地に到着
2時間くらいか。途中の坂道もきつかったけど、その分帰りが楽だなぁ。
25kmだった。
靴下とかいいかなと思ったけど、サイズ本当にこれでいいの?とか色々悩みながら、これにした。
パワーキューブ。いわゆる機能性に長けたタコ足コンセント。
ラッピングもしてもらった。
昼は持ってきたいとこからもらった山口県のくりがぎっしり入ったやつ。
いとこに聞いてみると、がんね栗だった。
随分ミスド見てなかったけど、ペペロンチーノとミートソース始めたのかぁ。色々工夫してるんだなぁ。
そんなトレンド的なのも収集しつつペットショップに行ったりした。
帰路に足が長い鳥がいた。
下り坂は気持ちよきよき。
これがまさにフラットタイヤ。(パンク)
ふきのとうを調理する
ふきのとうの天ぷら
小さめのは洗って、
覆われている葉を取り除いて
軸に十字の切り込みを入れて
衣つけて
天ぷらに
むちゃくちゃ苦かった。独特の香りも爆発。食べ終わったあとも、しばらく口の中に独特の苦味がふわんふわんふわんふわん漂う感じ。
ふき味噌
大きい方は一晩水につけておいて、その前に小さな虫がいたので、きれいに洗って(気がついた時に水換えをしておいた。)
ゆでて
氷水に入れて
味噌、みりん、ザラメを鍋で熱し混ぜ
刻んで
すぐにこの鍋に合流させた。(色がすぐ変色する。)
仕上げにごま油を気持ち入れて、粗熱をとり、容器に入れて
冷蔵庫へダイブ。
ご飯にかけたりして食べる。天ぷらより控えめな苦味で個人的に食べやすかった。
/*カットしたあとのまな板にアクがやばかった。すぐ酸化する。*/