るばめばる

四国一周サイクリング 1日目

9:30に家を出発した。その日は、暑くもなく、寒くもなくサイクリングにはちょうどいい天気だった。1時間こぎ続けていると、竹原についた。もうすぐ筍も取れるなぁ。と感じながら

竹原からしまなみ海道の入口である尾道まではトラックが多い印象。巻き込まれえたらシャレにならないので、前をしっかり見ながら走行した。それでも、枝道になにやらすんばらしい物を発見した。(なんだ?いまの?)

ちょっと得体の知れないものが目に入り、それが一体なんなのか確認したかったので、ゆっくり速度を落として停車し、後ろに車が来ないか確認しながらバック。(いやいやいや。)おじさんがいて、

「ちゃりんこと一緒に写真撮ってもいいですか?」

「いいよ。」

とのことでぱしゃり。(なにこれほんとに。)

それから2時間くらい海を見ながら、車道の青いライン(自転車ランナーが道に迷わないようにと道しるべ)にそって走行して、尾道についた。(確か、フェリーに乗って向島までいくんだっけな。)

マップとか見ていると、地元の高校生がわんさかこの桟橋にちゃりんこにのって来た。(さすがちゃりんこの聖地だなぁ。ほんまにちゃりんこ率半端ない。)

しまなみ海道の歩行者、ちゃりんこロード。原付とかも通っていた。(ちゃりんこの橋代は無料)ここに来るまでに信号にひっかかって地元の白髪で前歯が少しかけていたおじちゃんにいきなり

「何日かけて?」

「えっと、何がですか?」

「後ろのリュックに書いてあるが。四国一周って」

(あ、なるほど。よくヒッチハイクしてる人とかのとりあえず真似してみたけどこういう感じで話すきっかけになるのか。)

「1週間ほどの予定です。」

「わしも若い頃にやったことある。」

「何日くらいかかりましたか?」

「同じ一週間くらいかのぅ。まぁ、がんばりぃな。」

 上がまさに車道になっている。

コンビニにも自転車休憩用スペース完備。というようにサイクリングをサポートしてくれている。

(うっひょーーーーー。)

(ドルチェのジェラートでも食ーべよ。)

入り込んだようなところにあるわけではなく、青いラインに沿っていくと出会うのでもししまなみ海道行った時は寄ってみるのも。。。

鍵は一応しとこ。(誰も取らんとは思うけど)

最大3種まで乗せれる。カップにしたけどコーンもある。(とうもろこしじゃないよ。)味は、瀬戸田れもんとデコみかん。伯方の塩味も食べてみたかったなぁ。)

しまなみ海道気持ちいいぃぃぃ。

特産品とか見るのも楽しいからついついよってしまう。ただ単に休憩したいってゆうのもあるかも。

多々羅大橋の歩道では多々羅の鳴き龍っていうのがある。カチカチ火の用心カチカチの棒を柱の下で鳴らすと反響し合ってそれが龍が鳴いてるように聞こえることからその名がついたらしい。

今治まで31km!

こんな感じで距離や地名など書かれているから助かった。

サンライズ

大島大橋

この見近島は歩行者、サイクリングロードにあったから車ではいけないのかなぁ。

真鯛だァ。石で作られているから、石鯛。なんちって。

なんか垂れてる様子っていいよなぁって思う。

ラスト大橋。来島海峡大橋だぁ。ぶち長かった。

分けてくれていた。

先が見えない

もうちょい覗いてみよ。

ホンワカするなぁ。

くるくる回転。こういうの好き。

そろそろ暗くなてきたし、どこでテント貼ろう。とりあえず、今治港までいったらどーにかなるでしょ。知らんけど。

今治港に向かっていると前方に同じようなっていっても自分よりはるかに荷物が多い人を発見。(荷台のとこタイヤのチューブカバーがびよんってなっとるし)赤信号でちょうど止まってその人とおしゃべり。なんと、出発点は京都で、友人の家がある鹿児島県に向かっている。テントももちろん持っていて、今治港まで一緒に行くことに。標識があっても今治港がよく分からずバイク屋さんに

「すみません。今治港ってどこにありますか?」

と聞くと教えてくれた。今治港につき、近くに公園があったのでそこで寝ることにした。けど、まだ夜ごはんを食べていないので夜ご飯を探しに行った。光が密集しているところを目指した。街灯はところところあるんだけど、店の明かりがほぼない。どこをみてもシャッターガラガラ状態。お土産店がかろうじて一件空いていたので食べるところを聞くと、周辺地図をくれ、まっすぐいったところにあるとのこと。M.M.(今行動を共にしている旅人のイニシャル文字)を先頭に自分はそのあとをついていった。すると、開いている店を発見。

「ここでいい?」

「はい。」(何度も言うが、ほかの店はもう閉まっているので選択肢がここのみ)

(( (ガラガラ

/*ドアの音*/

「いらっしゃいませ。何名様ですか?」

「2名」(声が揃う)

「こちらへどうぞ。」

席を誘導してくれた。

「ご注文はまたお伺いします。」

 

「ラーメンにしよう。当店名物とんペい焼きってなんなんだろう?」

(そっかぁ。京都民知らないのかぁ。)

「キャベツと豚肉を焼いたのを卵でくるんだやつだと思います。」

「気になるねぇ。」

(自分だけ注文するのはちょっと気を使ってる感じが漂ってるなぁ。まぁここは)

「とんぺい焼き1つ買って半分こずつして割り勘にします?」

「いいんですか?」

「はい。」

注文。

一眼レフだとぉぉお。

かっけぇぇぇぇぇぇぇえ。

汁も全部飲み干した。

「ごちそうさまでした。お会計お願いします。」

「とんぺい焼きは割り勘でできますか?」

「はい」

(できるんだ。まぁできるのか。)

公園へ向かう。

「テントで寝ていると、警察がパトロールしていて職務質問とか受けるかもしれんけどその時はパニクらんようにね。」

「あ、はい。」

(まじかよ。職務質問されるのか。ちょっとパニクりそうだなぁ。でも、不審者だよなぁ。→結局職務質問とかはなかった。)

木がなるべく生い茂っている下がいいよ。とかノウハウを教えてもらいながら公園でテントを張っていると、犬の散歩をしているおじさんが

「そこじゃぁ、ねこがうんこしとるからあっちの屋根があるとこ使ったほうがいいよ。」

「あそこ使ってもいいんですか?」

「しゃーない。しゃーない。」

移動。といっても、キティちゃんのグランドシートとテント、ポールも出してたので、3往復くらいした。

犬の散歩しているおじさんがまだいて、

「そこだと海風に当たるからもうちょっと右のほうがいいよ。」

と懐中電灯の光で照らしてくれた。

テントを貼り終えて、エアーマットをふくらませて、寝床に着く。

貼るカイロをこれからの旅のお守りにとM.M.さんから頂いた。

テントの様子はこんな感じ。壁の向こうがすぐに海。ここが海風が当たりにくいらしい。

ヘッドライトだけなので見えにくいけど、上には屋根がある。

街灯があるだけ登山より寂しくはない。

ネックウォーマもM.M.さんからもらった。

(旅をすると、モノが減っていくというより案外増えていくのか??)

(c)rubameabru