四国一周サイクリング 7日目
ひろめ市場で100円で買った塩けんぴを食べた。
↑アイヌ語で食に対する感謝の気持ちを表す言葉。(弓矢を持ってチタタプ作る人が良く言ってますね。)
頭がぼーっとしながら無意識に撤収。
雨は止んだけど風がものすごく強くて、膝も痛いし全然正直やる気もなくなってちんたらちんたら進んでいると女神ですか?とつい問いたくなるような道の駅。
だけどそういえば…
腕時計の短針はまだ9まで回っていなかった。もちろん空いていなかった。
つ
ら
い
向かい風が吹き付け漕いでも押し戻されるような感じ。ボートとかで例えるなら、パラシュートアンカーつけっぱなしで前進する重さ。車だと正直そこまで横風はあれだけど、前後からの風は気にしない(気にならない)けど、ちゃりだとモロにダメージを受ける。逆に言うと、向かい風の時は漕がなくてもヒュー――――って自動的に行くのが楽しい。
一時間ほどあがくと、(距離はそんなに長くはなかったけど)
次の道の駅。
(閉まってるんだろうなぁ)
周りの景色を見ていると
おばあちゃんが品出ししていた。
「これってもう買ってもいいですか?」
「はい、いいですよ」
「じゃあ、これください。」
レジで支払い。海岸沿いがいいのかそれとも少々上るけど距離は近い道のどちらがいいのかアナログマップを自分が出して
「あと、ここの道なんですけど、自転車で行く場合どちらがおすすめですか?」
「じっちゃんが詳しいからじっちゃんが帰るまで待っといて。コーヒーも飲んでいいから。」
「あ、わかりました。」
お、スタンプラリー。
数分後じっちゃんが帰ってきて少々上る方を進めてくれた。道も整備されとって走りやすいとのこと。空気入れも貸してもらった。前輪の空気圧がやっと正常に戻った。昨日パンクしてから。←主に手だけの力だけだから8割型くらいしか入ってなかった模様。
(だからつらかったのかなぁ。。。。。)
それからというもの朝よりは楽に走れた。林の方でゴソゴソしているので今まではスルーして漕いでいたけど、休憩がてら見てみると、
🐒猿🐵じゃん!!
え!!!
普通にいるの??????
あとで、現地の人に聞いてみると普通にいるらしい。マジですかい!!
サルを見て15分ほどで愛媛県に着いた。旅もそろそろ終盤になってきたなぁ。
道の駅に着いた。
イカや魚の切り身を干していた。扇風機回しているとハエたかりにくいのかなぁ?
スタンプラリー。
ご飯じゃなくて、おから。初めて食べた。
ここら辺は下り坂だったので気持ちよく走行。
真横から見てみるとこんな感じ。
ここらで一息つこう。
ぽんかんで休憩。
港町もぶらりと回って
まわって
安全トンネル。
荷物やったままのスタンドの使い方よくわからんけど、まぁよし。
道の駅の名前
ぽちっとな。
道の駅に魚売っているところ初めて見た。あ、観賞用かどうかは知らないけど生きてる魚ね。
ミステリーザリガニ…
愛媛の特産品。プレーンもあったけど高知からゆずにはまってゆず味を選択。保存食みたいなのなんだろうなぁ。噛むとちょっとずつ歯が入っていくような噛み応え。
スタンプラリーも相変わらず。
標識がすごい。
トンネルの連続攻撃。
ここらへんで交通規制があって片道走行だった。
田んぼも落ち着くね~。
保存地区があったのでちょっと寄り道。
夜間走行するのでヘッドライト点灯。
反射タスキもリュックにぐるぐる巻きにまいて、安全ピンで固定した。
こういう歩道がないトンネルとかざらなので、夜間走行するときなどは光るものを身に着けると安心度が違う。このとき敵である (デコレーションというよりイルミネーション??光る玉みたいなのを本当にそんなに必要なの?って思うくらいにつけてる)大型トラックの気持ちも分かった。光って目立ちやすくて遠くからでも、あ、あそこらへんにいるんだなぁ。と後続車に気づかれやすいので事故りにくい。ほんとに身に染みた。死んでからと遅いし。
ローソンで充電。だけど、21:00までなのか!!
今どこにいるのかもだいたい把握して、坂道来るだろうなぁ。とかは想像しながら脳内で作戦を立てた。
ちなみに今ここらへん。
トンネルもうやめてくれ~。
ちゃりんこ、歩行者用のトンネルまじでありがたい。なんかここまで来たら坂道どうのこうのはあまり問題ではなくて、トラックとかすぐ隣を走らない、安心して走行できるっていう精神的問題と格闘するようになってくる。(少なくとも自分は)
トンネル内はこんな感じ
専用トンネルだと排気ガスもなくて車からの風ももちろんなくて3月上旬で太陽が地平線に潜った後でもあったかい。
うわ、反射して見えない。もう一枚とっとこハム太郎。
うまくいかんなぁ。そういえば夜間走行の時、特に車が怖い。正確に言うと、中央線から発せられるタイヤ音を聞いてたびたび怯む。ちゃんと避けてくれている証拠なんだけどね。音がね。うん、音が脳内で山彦状態。
メロディーライン。大型トラックとかちゃりんこの隣を通過した後、風がビュワーってくるから、苦手意識だったけどメロディーライン通ると、あ、かわいいなぁ。と、ついつい思ってしまった。メロディーライン通る時の運転手の顔、結構穏やかそうだし。対向車線にメロディーラインがあるときはこちらの車線にはなくて、こちらの車線にあるときは対向車線にあるように一定間隔を開けて交互に道路に溝が掘られていう感じ。だから、無理してでも、(中央ラインはみ出してでも)右側のタイヤだけ対抗車線に進入させている人もいた。(もちろん、対向車がいないことを確認してからだと思うけど)そのため、ちゃりんこ側からしてみれば、安心して走行できた。実際、事故も減ってるらしい。
サイクリングロードにしても、案外街灯が少なかった。朝とか昼に走行するなら大丈夫だけど、やっぱり夜間走行は危ないなぁと感じた。早朝3時~4時だと車ほぼいないから意外と安全…と感じているけど。
佐田岬まで行く方が上りが多かったような感じはあるけど、ただ疲れているだけだったのか謎。
地図を見終わり、あー佐田岬って遠いんだぁ。の身に染みた。
道路に書かれてある矢印に沿って、今夜の宿であるきらら館に行った。(テントを立ておわるのは次の日になっていた。)