るばめばる

細菌を培養しているシャーレのよう

6月26日(木)☂

先生が来週の月曜日、火曜日に琵琶湖に出張するときに使うみたいのペットボトル仕掛けを作った。スジエビ採集用である。これ、作るのたぶん小学生以来で、作っている最中にはなんだかあのころを思い出してしまう。ペットボトルは大きければ大きいほどいいとは思うけど、それと反比例して持ち運びが不便になってしまうので、2Lペットボトルではなく、1Lペットボトルで作った。ペットボトルの注ぎ口を炙ったカッターで数回に分けて、溶かして切断した。狙いは、取れた後の、蓋の開閉がスムーズになること。もし取らなければ当たってしまう。(ゴンッ

下に飛び出ている、結束バンドは開けるときに楽に、ペットボトルの切口に触れて怪我をしないようにすることが狙いである。重りは、仕掛ける前にそこら辺の石を入れる予定である。

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ペットボトル罠、完成である。

結果はどうなることやら?

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読み終わった。

ザクッと要約すると(もはや、メモ的感想文みたいな感じになってしまったが)、相手の目を直視できない表紙にいる女子と、潔癖症の27歳男性が‘虫‘のせいで(おかげで?)いい感じの関係になる。表紙のバッグについている蝶のホルダーの形をしたのは(文面には書かれてなかった気がするけど)フタゴムシ。青い色のイヤリングもしてるんだけど(表紙では見えないんだけど)それもフタゴムシ。お互い、人嫌いの性格(虫による病気?)がゆえに辛さを理解しあえることができて(辛さの共有)隣にいるときはなんだか気持ちがスムーズになる。訓練として目黒にある寄生虫館に行ってみたり。そいえば、比喩表現がいろいろとおもしろいのがたくさん出てきたけど、細菌を培養しているシャーレの様だ。とか。いやぁ、こんな表現の仕方があるのか❢❢と内容も一時的にそっちのけで表現力に見入ったときもちらほら。そうしているうちに、だんたんと症状がよくなっていくんだけど、病院に連れていかれることになる。そこの病院の先生はこの彼女のおじいちゃん(寄生虫は専門外で他の医者から引き渡せられた)であった。ここらへんで、あーフラグ回収してるなぁと思った。9章あたりで1章のしょっぱなに出しておいたフラグを回収していて、このことか!!って思った。彼女の両親もまた虫に感染されていて、他にも彼女を合わせてたしか4人感染していた。頭に。寄生虫専門の医者の所に見てもらっていて、その時の手紙というより電子メール(この人は人と話すのが苦手な人だったので)をおじちゃんにパス。メールのやり取りが結構な頁(ページ)占めていたなぁ。そいえば。この人らも同じようにしていい感じの関係になっていくんだけど死んでしまう。の理由は、虫の存在が原因ではなくて、虫の不在が原因であった。←虫は悪いことばかりではなく、苦痛を和らげてくれる。なんでかっていうと、苦痛を感じさせる物質みたいなのを食べてくれるから。そこで、虫と一緒に共生するかどうかという選択になってくるんだけど、ここで駆虫薬で駆虫してしまうと、今まで虫によって抑えられていた苦痛(ストレス)に耐えきれずに死んでしまうような感じ。結局主人公も駆虫するんだけど薬剤耐性が強い個体がいたらしく、ヒロインは薬剤耐性がない虫だったのであと少しで死ぬところだったけど、コンテナの中の出来事で難をのがれる。。。背景が後半くらいから浮かび上がってきておもしろい展開だった。

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最初はウェブで見てたけど途中から見れなくなってラボの戸棚にちょうどよく置いてあったから、見てみた。先生も先輩も読んでいたらしく。映画化されるとか言っていた。ミテミヨッカナァ。

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