チヌの寄生虫探しはお墓参りの後で
冷凍保存しておいたチヌの鰓と消化器官などを解凍した。
その間に、お墓参りがあった。今日が初代から2番目くらいの(海を耕した)人の命日らしい。
ナナフシがいた。
さぁ、帰って探しますかと…
え
エラを実体顕微鏡で見てみた。
ぱっと見てもしっくり見えなかったのでエラを適当な長さに切ってチューブに入れて、ボルテックスミキサーで混ぜた。
液はこんな感じ。
エラに卵がたくさんあった。
この黒いところが卵。鰓の表側の裏と裏側の裏の間に卵が絡んでいる感じだった。一瞥した時は、ごみかなぁと思ったけど、よくよく見てみると、卵であった。冷凍してなかったら、孵化する瞬間とか見てみたかったなぁ。
その後、またここにもかっていうくらいに出てくる。
混ぜ終わった駅には、このような甲殻類がいた。
これは、真鯛稚魚のエラに寄生している、ラメロジスカス。
こっちは今回チヌにいたほうのラメロジスカスっぽい寄生虫。大きさは一回りほどこちらの方が大きかった。角みたいなのも、だいたい構造は真鯛稚魚にいたそれと同じであった。
消化管をしゃばしゃばしたあとの液体からY字のへなちょこがいた。これは、寄生虫なのか?
とりあえず疑わしいものはサンプルとして取っておいた。
こういうの参考にしながら行った。
にしてもこれ。