るばめばる

手長エビとりをして遭遇したものに驚いたので

8月26日(月)☀

実験実習が始まった。と言っても、午後から。なので、その前にフサゴカイのプールを修理した。

ボウルはこんな感じに改造してある。

穴を開けたところに小さな網をつけてその穴からフサゴカイが逃げないようにするのが、今日の修理するところ。接着剤の居場所を教えてもらい接着していく。エポキシ系は確か釣り具とかに使われていた(ハードルアーでよく見る。)のでこれを使ってみよう。

張り付けてみてから、先生がこれは結構毒が入っているからこっちの方がいいよ。とアドバイスをくれた。(もうチョットハヤクイッテクレエ)

その名はバスコーク。バスコークで接着する前に、チャリのパンク修理の時とかに使うテクみたいに穴の周りを紙やすりで傷をつけてやるとはがれにくくなる。

たっぷりと付けたやった。

そして、伸ばしていく。

この作業を4回行う。

それからドライオーブンで乾燥させていく。

別に使わなくてもいいんだけど、ただ使ってみたいだけというのもある。

それが終わると、おそらく明日実験すると思われる、データシートを作成していった。

先生からアドバイスを受け、他の項目も追加した。

夕方がきて実験実習が終わるとみんな釣りを始める。田舎だからやることがこのくらいしかないのだ。そうそう、実験実習はカンパチの病原菌の培養をした。カンパチを解剖して、肝臓と腎臓をハサミで2mmほど切り口を作り、そこに先端が細い針ガニみたいなのでちょんちょん触れてやり、そのまま培地と接触させる。2日間放置して、菌の繁殖具合を調べる。

夜になると、先生からのお誘いで手長エビを取りに行った。シーズンはちょうど梅雨明けくらいから今の秋がまさにこようとしているぐらいまで。

ライトを照らしてやると目が光るのでそこにエビ網で上から覆いかぶさるようにして、揺らして驚かせてやると、ビュンビュンと網の中で暴れ、網の奥に行ったところを手をくるっと返してやるようにしてそのままあげる。

すかりは自作ものだ。

灯りが大変重要になってくる。めちゃくちゃ明るいほうがいい。明るければ明るいほどいい。まじで。

だってこんなの勝負にならないもん。土俵にも立ってないでしょ?

岸の上をたくさんの稚エビがえっさかほいさか引越しているところにエンカウントした。台風の影響で山で溜まったのが流れてきて水流が早かったので陸に上がったのだろうか?なんにせよ、はじめてこの光景を目の当たりにしたのが今日の最大の収穫といっても過言ではないかもしれない。もちろん、エビ網でエビをすくったことも初めてだったし、案外川の水なのに暖かかったのにも随分と驚かされたんだけど。

後々、先輩とかに聞いてみたところ結構頻繁に稚エビはこのような行動をとってるらしい。初めて見たんだけど。

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