るばめばる

どこからきたの?

6月15日(土)☂

雑魚生簀でアイゴとハコフグが死んでいた。

ルーチン。ゴカイや2枚貝の餌やり。粉状の餌を水で溶いてそれを流し込むような感じ。左のチューブの底の三角錐まで粉状の餌を入れて8~9割海水を入れて蓋をしてよく混ぜる。

メジナ稚魚はだいたいトンネル付近が定位置。

真鯛稚魚。水槽を貸している状態。

背鰭を使うみたいだけど。

それが終わってからガタガールという漫画を観賞した。(一部だけ抜粋)

なんでモザイクかかってんだろ。かわいそう…

ちなみにこれがダイオウグソクムシダンゴムシと同じ仲間で等脚類。足が左右対称から等脚っていうのが来てるみたいだけど。ダンゴムシも想像してもらったらわかると思うけど、左右対称。尻尾側にオールのようなのがついてるけど、これを使って仰向けになって泳いだりする。泳ぎは想像より達者です。これは寄生虫ではありません。

魚の死体とかを食べるので海の掃除屋さんとか言われたりもする。

ウチュウジントウジョウ

一方こちらはタイノエ。小さいほうが雄で大きいほうが雌。ちょうどこの雌子供持ち。

カンガルーみたいな袋のなかには子供がたくさん詰まっている。もう標本になっているけど。

グソクムシ寄生虫ではない)とは違って、タイノエ(寄生虫)は同じ等脚類だけど、足の形状がよく見ると違うんです。グソクは海底を這うだけでいいので(滑っても問題ナッシングなので)そんなに鋭くなるような必要はなく、逆にウオノエ(これはタイノエだけど)はどうしても魚にへばりつくような足でないと自分の命にかかわってくる。住処が生物上なので。だから、グソクよりも足がへばりつくように特化した構造になっているんです。他にも、ウオノエは最初に魚に寄生したほうが雌になります。ということは、お察しのいい方はピンと来ていると思いますが、魚に感染する前は雄でも雌でもないんです。これを初めて知ったときは驚きました。

***

担当さんに止められたため、モザイク処理になったらしいので、モザイク処理前はこんな感じだったのかぁと思いながら遊んでみました。

***色反転してみたけど(見えにきー)***

モザイクなしのほうが断然いいよね。やっぱりこうでなくちゃ。

(c)rubameabru