スポロシストのLIVE/DEAD判定の予備試験的なの
8月1日(木)☀
昨日アシナガバチの駆除をしたそうで、その殺虫成分がおそらく水に溶け込んだのかカンパチが合計で46匹死んだ。イシガニも1匹スジエビもほぼ全滅だった。なので、ルーチンではそれらの後処理を行った後、後片付けをした。
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ルーチンが終わると、エラムシの続きをした。本当はスポロシストの写真を撮る予定だったけど、昼まであと少ししかなく中途半端になりそうだったので昼からにしようと決めた。昼はスープパスタだった。
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いよいよ自分一人でフサゴカイのスポロシストを撮影していく。
まず昨日フサゴカイから集めていた(骨が折れるような作業だった汗)シャーレの中から
数匹ピペットで吸い込みスライドガラス、カバーガラスでサンドウィッチし、中のセルカリア幼生を取り出す。
このような器具を使ってピペッティングをした。
先端は使い捨て。
ダイヤルを回して容量を調節していく。
これが昨日の日記に書いていた8万円する試薬。これだけで8万円するわけではないけど。
使うときだけ取り出して、あとはアルミ拍で覆って冷蔵庫で保存する。
片方が生きてるやつのスポロシストとセルカリアでもう片方は、エタノールで殺したスポロシスト。(スポロシスト+海水)300mlに対して、めちゃんこ高い染色液1μミリリットル。入れて混合した後、1時間ほどインキュベート。といっても室温25℃設定なのでそのまま放置と同じこと。
ちなみに染色液の正式名称はこれ。
待ってる時間はエラムシミッケを参戦した。
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1時間後
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蛍光
そいえば、一昨日くらいに届いた800万円する顕微鏡がこちら。
それは置いといて、蛍光したのはこんな感じ。めちゃくちゃ綺麗。生きていると、緑が強く、
ワンダフル。
ブラボー。
死んでいると、赤が強くなるみたいだ。
何はともあれ、一人で感染フサゴカイからスポロシストを集めて、これを写せれるくらいになったので、実際にパソコンで確認した時はなんだか嬉しかった。